『三月のライオン』将棋にすべてをかけた男、二階堂晴信の魅力。

『三月のライオン』将棋にすべてをかけた男、二階堂晴信の魅力紹介。

投稿はとてもお久しぶりになります。kodakenです。

今回は、映画化、アニメ化とメディアミックスを果たし、注目をされた『三月のライオン』について紹介します。
このマンガは、一言で言うと誰かが何かを取り戻していく、優しい物語です。
みんな立場は違えど何かと闘っていて、そして何かを取り戻していく。それは人によって違うし、読む人にとっても感じ方が違うはず。

目次
1.『三月のライオン』とは

2.桐山 零の心友二階堂晴信とは?

3.棋士二階堂の青春!盤面で魅せる生き様とは?
今回は、この流れで3月のライオンを紹介していきますよ。

1.原作『三月のライオン』とは?

1-1原作 羽海野チカ先生作『三月のライオン』とは?

簡単ではありますが、出版社と作者の紹介・概要

ジャンル 青春、将棋、青年漫画
漫画
作者 羽海野チカ
出版社 白泉社
掲載誌 ヤングアニマル
レーベル ヤングアニマルコミックス
発表号 2007年14号(7月13日) –
巻数 既刊13巻(2018年1月25日現在)

3月のライオン 6

3月のライオン 6

3月のライオン 6

[著]羽海野チカ

二階堂の思い、ひなたに襲うクラスの影とは・・・

三月のライオン あらすじ
主人公は、東京の下町に一人で暮らす、17歳のプロの将棋の棋士=桐山零。しかし、彼は幼い頃、事故で家族を失い、深い孤独を抱えた少年だった。そんな彼の前に現れたのは、あかり・ひなた・モモの3姉妹。彼女達と接するうちに零は・・・。様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です。

『三月のライオン』一巻のあらすじより引用。

この作品の主人公桐山零は、家族を失い、普通の子が持っているようなものなんて何も持っていない高校生で将棋のプロ棋士。彼は、三日月町の川本家のあかり、ひなた、モモの3姉妹との交流を通して徐々に変わっていく。そんな魅力のある『三月のライオン』は昨年映画化やアニメ化を果たしました。
次は、映画になった『三月のライオン』について紹介します。

1-2映画は豪華キャスト陣で実写化!!『三月のライオン』紹介

『三月のライオン』の映画は、2017年3月に[闘いの前編]4月には[愛の後編]が上映されました。実写化に向けてのキャスト陣がとても豪華で有名でした。
主人公の桐山零は、神木隆之介さん。親友である二階堂晴信は、染谷将太さん、川本あかりは、倉科カナさんなど実力派が揃っての実写化が実現。
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[闘いの前編]では、三月のライオンのタイトルの由来を紹介。
それは、3月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかに終わる。この英国の諺から来ているそう。
意味としては、この春の訪れを表すイギリスの諺のように将棋の世界の棋士達においては、ライオンのように獣になる季節。それは、十ヶ月かけて戦い抜いた順位戦の最終局にあたる為。将棋の棋士にとっては昇級あるいは、降級がかかっている為であるそうです。

そんな棋士達の闘う理由には、自分のため、家族の為、棋士として居座りたいという保守の為、それぞれの想いがぶつかり盤の前で闘っています。
この激しい棋士達の闘いを前編では、桐山零の成長や友情、棋士としてなぜ闘うのかを見つめる物語が描かれています。

ここで映画 前編のダイジェスト動画です。
https://youtu.be/nRDibkeefp4

[愛の後編]では、川本ひなた 川本家の次女の中学校でのいじめ問題や川本家の家族の問題について向き合う物語が主に描かれています。
川本ひなたは、いつも天心爛漫な少女だったが、中学校の同級生がいじめにあっていることを知ったのです。友人を救おうとするが、結局転校してしまい、いじめをかばったために標的が川本ひなたへ。

ひなたの笑顔を奪ったいじめ。桐山零がひなたの為にできることとは・・・そしてずっといなかった川本家のお父さん誠二郎が帰ってきて・・・[愛の後編]は、いじめと向き合った川本家の絆そして、お父さんとのことまでが描かれています。

1-3アニメ『三月のライオン』紹介

アニメに関しては、原作者の羽海野チカ先生より『「新房監督でシャフトで」この夢が叶えられないならアニメ化出来なくてもいい・・・』とまで願って製作されたアニメ。コミックナタリーより。

 それが『三月のライオン』です。アニメ製作会社シャフトは、独特な演出が有名で、新房監督もとても実力のある監督さんです。アニメ化は、第一シリーズは、単行本1巻~5巻までの内容を2016年10月から12月放送されていました。そして第二シリーズは、2017年10月から2クールで単行本6巻~の内容を放送しています。
現在、アニメ『三月のライオン』はとても佳境です。川本ひなたのいじめ問題が解決して、少し平和な日常と笑顔が取り戻された川本家。今後の展開に期待してます。
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2.桐山 零の心友二階堂晴信とは?

2-1心友 二階堂晴信とは?

この表紙のキャラクターが二階堂晴信
自称 桐山零のライバル且つ心友の二階堂晴信。
熱血キャラ 病弱でお金持ち、将棋への想いは強く、心友への想いも人一倍強い。川本家においては長女あかりからは、むっちりでふくふくな男の子で好かれ、三女のモモからも「ボドロ」というキャラの愛称で呼ばれ、零の友人として受け入れられています。

そんな二階堂晴信の魅力を紹介していきたいと思います。
幼少期から身体が弱いゆえに外では遊べず、友達との交流も少なかった。
そんな彼が命をかけてやってきたものが「将棋」

将棋に青春の全てかけてきた男は、幼少期将棋では負け知らずの小学生になっていた。
そして自分は強いと思っていた二階堂の前に運命のライバル(心友)が現れます。

真夏のある子供将棋大会の会場で桐山と二階堂は出会う。

初めて自分より強い同世代を前に生涯のライバルと決めるでした。
『自分より努力したやつがいる。自分は一人じゃないんだ』と。
そして、高校生になった今では桐山への交流は一方的ではありましたが、心友としていつも一緒にいた友人になっています。

2-2桐山零への思い 二階堂の名言

二階堂晴信が桐山零が本当に好きで、大切にしているのが伝わってくる名シーンをここでは3つ紹介したいと思います。

二階堂が発した言葉は、本当に友達想いでジーンとくる一言が多いです。それでは、早速kodakenが選ぶ二階堂の名言を紹介していきます。

 二階堂晴信の名言第3位 「僕は桐山に出会って頭をカチ割られて救われたんです ああ オレより強いヤツがいる オレより努力した人間がいる 「オレは独りぼっちじゃないんだ」

第3巻で島田八段から二階堂へ なぜ桐山にそんなに仲良くしようとするのかと聞かれたときに話した言葉がすっと入ってきました。
自分より強いやつが、自分より努力したやつがいる。この事実が本当に救いになり、彼が桐山への想いが芽生えたきっかけになっています。

続いて
二階堂の名言第2位 「負けた・・・強かった・・・ あんなに強くなっているなんて・・・・・
でも次は絶対に負けない」
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桐山零と対局後の名台詞だと私は思っています。負けても心では負けていない。本当に大事ですよね。
二階堂晴信が桐山零に勝つことって本当に原作中ではないんですが、どんなに実力が離れていても、次は絶対に負けない。
私は、絶対に負けないと勝負事ってないのですが、人生の場面で自分を鼓舞するのに思い出しています。

続いて、ラストの栄えある第1位は・・・
二階堂名言第1位 「本当に勝ちたいんなら粘れっっっ、攻めるだけじゃなくちゃんと守れっっ。中略・・・「潔い」のと「投げやり」なのは似ているけど違うんだ」
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川本家にてひなたの同級生の高橋君が持ってきたビデオを見ていたシーン。二階堂の解説映像がとても心に響きます。
熱のこもった桐山零へのメッセージが本当に友人思いだなと感じさせてくれる名シーンです。

「潔い」のと「投げやり」なのは似ているけど違うんだと本当に心から心配しての言葉で好きな一言。ただ残念なのはこんなに思ってくれる友人なのに、桐山零が二階堂への気持ちはこのときは薄いなと思います。一方的な二階堂の想いが強いイメージなのが読者としては残念ですね。

2-3 心友から親友へ 二階堂晴信と桐山零

自称 桐山零の心友 二階堂晴信は、桐山零からは友達としてあまり意識されていないと書いていますが、本当にもうなんか、もっと大切にしてあげてって。読者の一人としてはつっこみたくなってしまうんですね。

心友の二階堂の一方的な関係が少しずつ変わっていたエピソードがあります。
当然、川本家との交流の中でや島田八段との対局の中であったり、人の思いを知ったときに変われってきたのだと思います。ここでは、特に印象的に変わった部分を紹介します。

心友として桐山を思っていた二階堂との関係が、変化したものが伝わるエピソードがあります。将棋の新人王戦。若手のプロ棋士は憧れるタイトルに挑戦していた桐山零と二階堂晴信。

二階堂は、タイトル戦への思いを桐山に熱く語っていたが、準決勝で二階堂は山崎棋士に負けてしまいました。
彼が負けて、何がタイトル取るだよと負けんなよと思っていた桐山零は、二階堂の病気のこと、対局中に倒れてしまったことを知ったのです。

初めて知る二階堂晴信の病気のこと、将棋を指すことは彼にとっての全てであり、ずっと語っていた思いや、かけてくれていた言葉を理解するのでした。
桐山零は、新人王戦の決勝戦で初めて二階堂の思いや優しさ、言葉を思いながら将棋を指していきます。

相手に憤りながら、自分にも憤りながら、もっと自分の将棋を、自分を大切にしてくれっっという言葉を思い出しながら、色んな人の思いを背負って新人王になっていきました。

3.棋士二階堂の青春!盤面で魅せる生き様とは?


3-1将棋しかなかった青春。二階堂の将棋への思い

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二階堂晴信は、幼少期より体が弱かったとずっと書いてきました。彼は、普通の健康な男の子がするような遊びをしていなかったわけです。そんな中でも彼が没頭したものが「将棋」でした。将棋は時間をかけた分、努力した分だけ成果があがり、彼はいつしか将棋では負けない小学生になっていました。

努力をして強くなった自負は、いつの間にか傲慢で、自分より弱い相手にイライラしてしまう自我の塊に成り果てそうになっていました。そんな彼を救ってくれた友人が桐山零だったと語っています。自分より強いヤツがいて、それから全ての青春を将棋の盤の前にかけていきます。好きな名言でも挙げていますが、この経験を期に将棋により一層全てをかけていくようになった原点だと思ったので紹介しています。

時間は流れ、プロとしてに向き合っているシーンで島田八段とのエピソード。
ここにこの画像をいれたい。
「そういう手加減はしないでください。将棋でまで弱い人間扱いされたら、もうボクはどこで生きて行ったらいいんですか!?」と。泣きながら、兄者として慕う島田さんに訴えているのが本当に彼の気持ちが伝わってくると思います。

普段の生活においては、食べてはいけない、してはいけないという制限が一人の人間として、彼の中で不自由を与えていたものは、「弱い人間」としての世の中では特別扱いされているという意識でした。将棋という対等に扱われる場所、自分が自分として戦える場所が将棋だということを感じさせてくれます。
二階堂晴信にとっての将棋とは、唯一主人公として暴れまわれる居場所が81マスの盤の前だけだということがわかります。

3-2 二階堂晴信の儚さにこそ魅力

原作 単行本13巻
東洋新聞オープントーナメント ベスト8による準準決勝
二階堂晴信対宗谷名人との対局でのこと。

二階堂晴信が『三月のライオン』で名人と言われる宗谷冬司を追い詰めていったが・・・

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二階堂の体調が急激に悪くなり、途中で棄権してしまいます。
あの桐山零が、「何やってんだ。指せ 二階堂。 お前 今 勝ってんだぞ!!」と前のめりに言葉を発しているのも印象的です。

二階堂は、この将棋の盤の前では唯一主人公になって戦えることを、誇りに思い、ここまでやってきた気持ちを乗せて指していく。 宗谷名人にあと一歩の所まで追い詰めていくまでのシーンは本当にドキドキしていきました。

二階堂が魅せたこの対局シーンは、残念ながら途中棄権という結果になってしまいました。いつ倒れてしまうかわからなくても、必死に闘っている姿にこそ魅力があり、皆に愛される二階堂晴信なのだと思います。

3-3将棋にすべてをかけた男、二階堂晴信の魅力 まとめ

ここまで『三月のライオン』の魅力を二階堂晴信中心に語ってきました。二階堂はいつだって、全力で、将棋にすべてをかけてきました。少しでも強くなるために。

愛されキャラ二階堂の魅力まとめ
①将棋では倒れても闘う姿に感動

②桐山零(心友)をどんなときも励まして、友人思い、そして自分
にとってそれこそが自分を強くなることを知っている所

③将棋の強さ以上に人間として精神力の強さにこそ魅力があるところ。

簡単ですが、二階堂晴信の魅力は人の強さは心にこそあるんだと
教えてくれているんだなと思わせてくれます。

自分が体が弱く、将棋しかなかった人生。桐山零に出会わなければ、傲慢でどうしようもなくなっていた
自分。
それをかえてくれたことに感謝して、ずっと桐山のために動く二階堂。

こんな熱くて、かっこいいキャラ、ほっとけないですよね。
ほかにも好きなキャラはいますが、彼の生きている姿をみると感動しちゃいます。

筆者のkodakenは、このマンガを第一巻から読み進めてきて思うことがあります。
今を大切に、今を真剣に生きているのか?
こう私は問われているのでは?と。惰性で生きていないのかとか。

今を大切にしないのも、自分を大切にしないのも、この二階堂晴信の言葉を読み返すと現実ではもっとできることがあったかもと思うきっかけになるんです。
お前は今、全力なのかと、二階堂に怒られるかもしれないなとか。

最後に、誰にとっても彼のいつでも必死に闘う姿は、多くの人に共感を呼び、彼が脇役でありながら支持されてやまない魅力になっていると確信しております。
81マスの盤にかけたヒーロー 二階堂晴信に敬意を表して。
作品を世に出してくださった羽海野チカ先生に感謝いたします。

ここまでご覧になってくださってありがとうございます。

『三月のライオン』の原作の紹介。

3月のライオン 1

誰かが何かを取り戻す、そんな優しい物語です。

まだ購入されていない方は、是非
『三月のライオン』を借りて見るのもいいと思います。
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  1. kodaken より:

    みんな闘いながら生きている。ファイターなんだと感じる作品

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