蟹に出くわした少女

蟹に出くわした少女 戦場ヶ原ひたぎ

 

どうも、アニメ・ラノベレビューラボ kodakenです。

今回は大好きな化物語シリーズ 『化物語(上)』のひたぎクラブについて

レビューをしていきたいと思います。

 

1.化物語の作品紹介&あらすじ

化物語(上)講談社

化物語(上) (講談社BOX)

阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった――!?

台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANと新たにコンビを組み、あの西尾維新が満を持して放つ、これぞ現代の怪異!
青春に、おかしなことはつきものだ!

内容(「BOOK」データベースより引用)

 

簡単に化物語ひたぎクラブについて。※ネタばれありです
この作品は、「怪異」に出合った少女達と、主人公である阿良々木暦が怪異と向き合い、怪異について悩み成長していく、青春物語です。

第一弾はメインヒロインの戦場ヶ原ひたぎ。

表紙を飾っている少女です。

私は、このひたぎクラブ大好きなんですよね。

それでは、さっそく戦場ヶ原ひたぎにまつわる怪異の物語に触れていきたいと思います。

2.戦場ヶ原ひたぎが怪異「重し蟹」と向き合って取り返したものとは?

2-1.ツンデレ少女 戦場ヶ原ひたぎは体重が○○キロ!?

初めて出合って話したときはとてもツンデレです。

ツンしかないんじゃないかと思うくらい。(現在、恋物語や結物語ともなるとそんなことはありませんが。)

彼女は、彼女の悩んでいる問題。怪異の問題について知られること。詮索されることを嫌ったのです。

彼女の悩みは、体重がたったの5キロしかないこと。

同級生に対してはそのことを知られたくないために

仲良くしようともしないですし、当然友達も作らないんですよ。

友達無しという点では、暦と共通していて一緒ですね(w)

 

まあ、そんな彼女が近づけさせない為にやっていたことといえば

彼女の武器の代名詞「ホッチキス」そして「文房具

手元にある身近な文房具を人に対して躊躇なく

敵意を持って使うとは寒気を感じますよね。

そんな状態の戦場ヶ原の異変に気づいた暦はホッチキスで

攻撃されても関わり続けるんですね。

 

2-2.戦場ヶ原が抱えていた本質的な悩みとは?

ここからシリアスな問題に触れていきます。

ひたぎが抱えている問題が怪異にまつわることであると知った

暦は、彼女を連れて町にある学習塾跡に連れて行く。

そこにいる陽気なアロハのオッサンこと忍野メメに助力を求めに。

 

彼女の抱えている本質的な悩み

ひたぎの中学生のとき。お母さんがカルト宗教。良くない宗教にはまってしまっていた。

それは、ひたぎの病気のことを治してあげたいという想いからだったのですが、

そこの弱みにつけこんだ詐欺師やゴーストバスター5名が関わった結果、戦場ヶ原家の家庭が崩壊してしまった。

お母さんの問題・宗教団体の幹部に彼女自身も乱暴されそうになった経験がトラウマとなり

彼女はこのお母さんのことについて悩むのをやめた。

中学生のときに起きた一連のことを彼女はまだ整理できていなかった。

 

彼女は見ないふりをして「思う」のやめ、「思い悩む」のをやめた。

そして、蟹に出くわしたときに願ったことは

この思い悩むという心へ掛かる「重み」を捨てることでした。

 

それから数年。

本当は45キロはあるであろう体重はたったの5キロでの生活を続けている。

仲の良い後輩とも距離を置き、親しい友人も作らず。相談できず。

怖かったんでしょうね。

辛かっただろうな。と思っちゃいます。

 

 

詐欺師(貝木)か、変なゴーストバスターの大人としか関われなかった

彼女は当然、忍野に対しても警戒心をむき出しにします。

忍野メメは、こう彼女に言うんですよ。

「助けないよ、勝手に助かるだけ」と

これ言われたら、さらに疑いますよね。

でも、安心して構いませんよ。

 

最後は、しっかり決めるのがこのアロハのオッサン忍野メメですから。

仕事はしっかりやりますよ。

 

 

今回のオチというか。

全体的に大人が最終的には解決するんですよね。

なんだかんだいっても。

自分の問題は他人には助けられんという話なんですけど、

でも襲ってきた怪異をつぶしたのってアロハのオッサンじゃんって、私は思っちゃうんですね。

ひたぎは向き合ってお母さんへの悩みに対しても大事な教訓を

得るのでまとめにいきますよ。

3.化物語(上)まとめ

戦場ヶ原ひたぎがこの怪異の問題を解決したときに得た大事なことについて。

自分の問題に対して、

思うのをやめてはいけなかった=自分の弱い部分も受け入れること

この「ひたぎクラブ」で私が一番得た教訓は

人はいい面ばかりを持っているばかりではないということ。

この弱い部分。見たくない部分も含めて自分なんだという点です。

自分の弱い部分に向き合って生きていかなければならないとかって正直、しんどいですよね。

 

みんなやってませんかと私は思うんです。

決して他人事ではない。

悩みから目を背けることって。思い悩むことって。

悩むことは、悪いことではないはずです。

けれど、こうした自分自身の思いは善いことも悪いことも抱えて生きる。

みたいな話だと私は感じました。

「怪異」という形而上学的な存在を扱いながらも、問題を解決するのは、人間の力。

結局は自分自身が解決することになるということだったり、

自分がその問題をどう捉えて前に進むかというような生き方が見えるのも好きです。

私は、「怪異」という存在や「神」の存在は、何もしてくれないと思っています。

 

西尾先生曰く、本の読み方は楽しいかなと思ったり、

生き方に影響を受けましたとか大それたことを考えて

読んでもいいというところも好きです。

まあ、誰もが同じ事を感じないから面白いのですけれどね。

そろそろ、化物語(上)のレビューも終わりかな。

アニメ版のブルーレイ特典にある

裏音声のキャッチフレーズ的にお別れをするなら

何かいいことあるといいね。

アニメ・ラノベレビューラボ kodakenでした。

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